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2025年 03月 31日
会期:2025年4月3日(木)〜4月13日(日) 13:00-19:00 人が生きるということと、その環境(自然、人間社会)に興味があります。 生活と制作は表裏一体だと思っていて、生活の中で出会う、身の回りのもの、廃材、出来事を集め、組み直し、新たな生命感を帯びた世界を作っています。 私の作品には、普遍 的な花というモチーフと、現代をある意味象徴する素材のレジ袋という組み合わせの作品から、いけばな、生命とは、環境問題について、なぜ人は作るのか、人間と自然の交換、協同のあり方、などを考え、学びながら、制作している「無音花」シリーズがあります。この花に環境の要素を取り込んだり反発したりしながら、それぞれの時と場所に花を生けています。 今回は、老いと病に向き合いながら、精力的に絵を描き続ける母からインスパイアされて作った立体作品を配置した空間に、花を生けたいと思います。 #
by higure17-15cas
| 2025-03-31 19:07
| exhibition
2025年 03月 16日
![]() 会期:2025年3月16日(日)〜3月30日(日) 13:00-19:00 この度は、福光真実の個展『スペシャル・キッス』を開催いたします。 私の絵はおもちゃで遊んでいるような絵です。積み木のように様々なパーツがあります。積み木は空間を歪めて組み合わせられませんが絵画は自由につけたり取ったり、分解したりしてイメージを作ることができます。また、レイヤーのように複数のイメージを全方向に重ねることもできます。自分の場合、完成のイメージに向かって描くというよりも身体が覚えていく一筆一筆の連なりによってイメージを構築しています。今のところ主体が固定的にあるわけではなく、力むことなく全方向に解き放たれ、絵画として実体化するのを待ち望んでいます。 また絵画を描いている他の理由として、社会の真実を受け止めたいという思いがあります。世の中ではジェノサイドや性暴力や格差社会、あらゆる差別、家族に至るまで20代前半の私には抱えきれない問題がたくさんあります。また近年情報化により自分自身のことや思想までもが流失し、データで記録され、顔も名前も知らない実体のない誰かのことを認知せざるおえない世の中になりました。様々な正義が交錯し、文脈を知らずとも簡単に他者を讃称し非難することもできます。しかし、そんな社会に対して言いたいことがあっても、力も権力もないろくに自分自身も守ることもできていない日本人女性の私の主張を誰が支持してくれるでしょうか。誰が私のことを守ってくれるのでしょうか。今私が出来ることは自分の立場から社会の真実を受け止め、絵画を通じて自分の存在を周知し、防衛しながら社会の真実の実体を探ることです。幸いなことに絵画では様々な挑戦ができます。ユーモアを与えてみたり、簡単にルールを壊して作り直すこともできます。そんな実験の中で実存を生きて、新たな価値というぼんやりとしたものに実体のある光を当てることが制作の目標です。 最新の作品群をご覧にぜひお越しください。 福光 真実プロフィール 【経歴】 北海道札幌市生まれ、武蔵野美術大学造形学部油絵専攻在学中 【主な活動名称等】 2020 二人展「LOVE」SAPPORO UNDERGROUND GARRERY NECCO/ 札幌 2021 グループ展「ボボンンモンンチェチェンンツェンン展」札幌駅前地下歩道空間チカホ/札幌 2023 グループ展「WASHINGPANTY MANIA」立川アートランド/ 東京都立川市 2023 グループ展「artwine.tokyo GroupExhibition」パークホテル東京/東京 #
by higure17-15cas
| 2025-03-16 18:59
| exhibition
2025年 02月 13日
会期:2025年2月15日(土)〜2月27日(木) 12:00-19:00 ここにいるのは身の回りのガラクタから生まれた「オタカラクタ」たち。 会場内に隠れた50匹以上のオタカラクタを探し出すことができるのか。 大人も子供も楽しめる遊びの空間があなたを待っています。 #
by higure17-15cas
| 2025-02-13 17:45
| exhibition
2024年 10月 01日
会期:2024年10月4日(金)〜10月30日(水) 13:00-19:00 会場:HIGURE 17-15 cas アーティスト: Liisa(りさ) 1999年ハンガリー⽣まれ、中国籍。イタリアで育ち、⽇本に留学。京都精華⼤学マンガ学部ストーリーマンガコースを2023 年に卒業。現在、東京藝術⼤学修⼠課程デザイン専攻在籍。言葉に頼ることなく「没入感」を受け手に物語として経験してもらう作品を目標とする。 日常の中で目にしたものや経験したことを描いているうちに、互いに関係ない物同士であるにも関わらず一つの物語として結ばれる瞬間がある。今回は特にそういった経験を出発点としている。人々はいつの時代も未知の世界を垣間見たいと願い、物語や遠い国々、未来や過去の風景へと思いを馳せてきた。痕跡が取り残されたままの作り物の世界、その音の無いラビリンスは、明瞭な道を示さなければならないマンガに対する問いかけであると同時に絵画の臨界点なのかもしれない。 制作では、漫画業界で失われつつあるスクリーントーンの技法に着目している。デジタル作画が全盛のなか、高価で手間のかかるスクリーントーンは敬遠されてしまうからだ。今回はカッティングシートで、デザインした柄をカッティングシートに印刷し、カットして重ねて貼り合わせている。 コウノトリのかみ跡とは、生まれたばかりの赤ちゃんの首筋や後頭部にできるピンク色のあざ。コウノトリが赤ちゃんを運んだ時に残した痕と言われる。痕跡はあるけど、それがコウノトリの仕業であるはずもない。それはないものの痕、不在の痕跡を象徴している。そしてこのあざは、成長しても残り続けることもある。 [関連イベント] アーティストトーク 日時: 10月12日(土)15:00〜16:30 登壇者: Liisa、植田 工(アーティスト) 司会者: OJUN(画家) #
by higure17-15cas
| 2024-10-01 21:36
| exhibition
2024年 10月 01日
会期:2024年9月17日(火)〜9月29日(日) 13:00-19:00 会場:HIGURE 17-15 cas 東京藝術大学、武蔵野美術大学でそれぞれ学ぶ作家たちのグループ展。「擦り切れる」ということばをテーマに、写真というメディアを用いて、作家の内側に在る記憶の見つめ方、また身体とのインタラクションを追求する。 #
by higure17-15cas
| 2024-10-01 21:33
| exhibition
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