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2024年 06月 01日
会期:2024年6月2日(日)〜6月9日(日) 13:00-19:00 ※最終日は15時まで 企画:美学校 輪島塗を代表する絵付けの一つに「沈金」という技法があります。乾いた漆面に、沈金刀という特殊な刃物で絵柄を彫り込み、彫った溝に漆を入れ金粉を巻いて完成させる技法です。堅牢な下地、塗りに長けている輪島塗ならではの加飾技法になります。工芸の技法を取り入れつつ、絵画を描く感覚で漆の作品を仕上げました。 また「沈金」だけではなく、漆に携わるきっかけとなったコンクリートパネルを使った作品、ドローイングも同時に展示しています。 #
by higure17-15cas
| 2024-06-01 18:08
| exhibition
2024年 02月 15日
![]() HIGURE17-15casにて、2月17日(土)より守章 展 日高見中瀬 hitakami nakaze を開催します。守章は2021年2月末から2023年4月中旬まで制作拠点を東京から仙台市に移しました。その時期に岩手・宮城の両県にまたがり、石巻湾から太平洋に注ぐ北上川流域にまつわる歴史的事象、環境的事象の調査研究及び作品制作に着手しました。 本展では、二つの作品を邂逅します。 北上山地と奥羽山脈という成り立ちの異なる東西の山の岩石が、川で流され合流する河原で多様な石を採取し並べ水切りを試みた作品「一四九漂礫」。北上川の流域に設置されている無人観測所ライブカメラからの画像を情報公開されているホームページから定点撮影を行い継続的に一年を通し記録し編集した作品「気象観測所_日高見」。プロジェクト名称の日高見中瀬とは、北上川に由来する日高見と河口にある中州、中瀬の名称を併せた造語です。 本展出品作品の中には、地質学用語を用い北上川流域を俯瞰した宮沢賢治の詩文を取り上げており、その悠久の時間を辿り想像する多様さをご高覧賜れましたら幸いです。 企画 : OLL KORRECT 守章(もり・あきら) 1967年、宮城県石巻市生まれ。1996年、双子の兄弟ユニットとしての活動を開始。現在は弟の喜章が同名で、東京都を拠点に活動。守章は「私」と「他者」を結び、遠ざける各種メディアが生む「距離感」、集団や自治体などの区分けに存在する見えない「境界」を視聴覚化する制作を行っている。近年の展覧会に「MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景」展(清澄白河周辺/東京都現代美術館主宰・東京)、Path-Artの仲間たち 富田俊明×守章「リップ・ヴァン・ウィンクルからの手紙」展(釧路市立美術館・北海道)、「リボーンアートフェスティバル 2019」(石巻市・宮城)、「新・今日の作家展2019 対話のあとさき」(横浜市民ギャラリー・神奈川)、「横たわる向こう側」(コロキウム・宮城)など。 #
by higure17-15cas
| 2024-02-15 19:38
| exhibition
2023年 11月 16日
![]() 小山真由子 KOYAMA Mayuko 佐々木成美 SASAKI Narumi 中嶋典宏 NAKASHIMA Norihiro 人間は変わらないことを受け入れる?/人間は変わることを受け入れる?/個として作品はあることができる? この展示では約4000年前の中東の装飾品や彫刻と我々の作品を並列して展示します。あなたはそこで人間の作り表現する欲望そのものが時間を超えて存在することを確認できます。またそれと同時に、文化的・社会倫理的な違いから影響される作品に対する問題意識の変化も確認できるでしょう。またひとつひとつの作品を丁寧に見てください。そこに同じ作品は一つも確認できず、カテゴリ的な意識状態は解かれていくでしょう。 Do you welcome that people do not change? / Do you welcome that people change? / Can my work exist as an individual? This exhibit shows our work with Middle Eastern ornaments and sculptures from about 4000 years ago. You will see the timelessness of the human desire to express itself. At the same time, you will also be able to see the changes in the issues that are influenced by cultural and socio-ethical differences. Also, look at each work carefully. No works will be the same, and your categorical consciousness will be dissolved. 助成:公益財団法人野村財団 Grant: NOMURA FOUNDATION 企画:OLL KORRECT https://ollkorrect.dev/
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by higure17-15cas
| 2023-11-16 18:45
| exhibition
2023年 10月 28日
「 消えないし、 」展 戦時下資料ラボ O JUN 船木美佳 会期:2023年10月24日(火)〜11月15日(水) 13:00-19:00 ※最終日は16時まで 会場:HIGURE 17-15 cas 助成:朝日新聞文化財団、野村財団 #
by higure17-15cas
| 2023-10-28 17:52
| exhibition
2023年 10月 03日
堀聖史 「スタート、ストップ、メモリー」 会期中の土日(10/14以外)は作家が在廊し、即興演奏をおこないます。 10/7, 8, 15, 21 各日 13:30〜13:45 14:30〜14:45 15:30〜15:45 16:30〜16:45 17:30〜17:45 18:30〜18:45 プロフィール: 1996年12月17日 北海道札幌市出身 東京藝術大学大学院油画第3研究室 修士課程 修了 受賞歴 2020 CAF賞2020 入選 2021 O氏記念賞 受賞 2023 AATM アートアワード東京丸の内 野口玲一賞 受賞 ステートメント: 即興演奏と絵、「終わり」について 一つの作品の中に、さまざまな連続や断絶がある。 しかしそれは「終わり」という大きな断絶に包まれている。 始点と終点は直線ではなく、 「今」という時は点ではなく、複雑に捻じ曲がっている。 時間はただ流れるのではなく、私の記憶と行動によって、 分かれたり、混ざったり、反復したり、逆行したりする。 「終わり」は着実に近づいてくることもあれば、 絶壁のように訪れることもある。 先を読み過ぎると、「終わり」は来ない。 全てを見ようとしないこと。「今」に集中すること。 それで「終わり」が見えるわけではないが、 「いつ終わりが来てもいい」と思えるようになる。 そう思えるだけでいいと私は思う。 #
by higure17-15cas
| 2023-10-03 10:31
| exhibition
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