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2008年 10月 19日
![]() 安部泰輔 "猫のしっぽをたどる話" 日時:2008年9月20日(土)ー10月19日(日) 主催:HIGURE 17-15 cas 協力:黄金町バザール実行委員会、ハシモトアートオフィス コーディネーター:下川里菜 【作家URL】 http://www.taisuke-abe.jp/ 安部泰輔はこれまで、観客参加型のインスタレーションの中で古着やハギレを使って小さな立体“ぬいぐるみ”を制作し、作家自身・観客・そしてその間にうまれるコミュニケーション・時間・・・すべてを視覚化する活動を続けてきました。展覧会時には各地を移動する生活ですが、地元大分県での暮らしを続けることで、移りゆく状況を俯瞰しながら作家活動することを試みています。近年、横浜トリエンナーレ2005やヘイリ・アジアプロジェクト -日本現代芸術フェスティバル-(韓国、2007)など、広く活躍している安部泰輔の、東京での初個展となります。 期間中、猫町日暮里にある「HIGURE 17-15 cas」 の1F・2F・地下に広がるインスタレーションの中で、安部は毎日公開制作を行います。会場を訪れた人々に紙やうちわにドローイングを描いてもらい、それをもとに、持ち寄ってもらった古着やハギレを使って“ぬいぐるみ”を作ります。ドローイングのイメージをなぞり、人々とのコミュニケーションを重ねて古着やハギレを縫い合わせていく作業はちょうど、路地裏を気ままに歩き、人々の生活を見つめ、この町に流れる時間をつないでいる猫たちのしっぽをたどることにも似ているかもしれません。“ぬいぐるみ”は1個1000円で購入でき、ドローイングと一緒に持ち帰ることができます。「HIGURE 17-15 cas」で生まれたその“ぬいぐるみ”たちは、持ち帰られたそれぞれの場所で、また新たな物語を紡いでいくこととなるでしょう。 また今回は、安部が衣装を制作している、きぐるみアイドルユニット‘しでかすおともだち’を招き、最終日にダンスパフォーマンスを開催いたします。 * * * クロージングイベントとして10月19日(日)15時からきぐるみアイドルユニット“しでかすおともだち”と活弁映画監督山田広野のパーフォーマンスを開催します。 その後16時からクロージングパーティーを行います。みなさまお誘いあわせのうえ、ご来場ください。
by higure17-15cas
| 2008-10-19 00:00
| exhibition
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