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2016年 09月 21日
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<CAMP>10周年トーク「これからのこと」 ////////// 10周年ということで、ちょっとマジメに「これからのこと」を話し合います。 これからのこと #1 日時:2016年9月15日(木)19:30~21:00 ※開場は19:00~ 場所:HIGURE 17-15 cas(〒116-0013東京都荒川区西日暮里3-17-15) 参加費:無料(予約不要) 参加予定:井上文雄(CAMP)、小口菜緒実(アーティスト) ほか これからのこと #2 日時:2016年9月20日(火)19:30~21:00 ※開場は19:00~ 場所:HIGURE 17-15 cas(〒116-0013東京都荒川区西日暮里3-17-15) 参加費:無料(予約不要) 参加予定:井上文雄(CAMP)、杉田敦(美術批評) ほか http://ca-mp.blogspot.jp/2016/09/10th-anniversary.html ////////// 夏の終わりの上映会|坂本夏海×村田紗樹 ////////// ゲスト:坂本夏海(アーティスト)、村田紗樹(アーティスト) 【 坂本夏海 】 「祖母と私は似ている。しかし、二人はあまりにも違う時代を生きている。」そう意識してから私は、彼女に少しだけ後ろめたく感じているのかもしれません。私が祖母についての作品を制作し始めたのはここ数年のことです。 今回のイベントでは、祖母の記憶をもとに制作した映像作品2点をご覧頂きたいと思います。また祖母の昔話や最近の会話、それらをもとに私が考えた架空の物語と、ある偶然の出会いについてお話ししたいと思います。 上映予定:《unforgettable landscape (rowan tree)》, 《My Grandma’s Apple Pie》 【 村田紗樹 】 7/2, 3、カルチュラルタイフーン(東京藝術大学構内)にて行った《whisper - amplifier case5. 休憩中》のパフォーマンスアーカイブ映像を中心に上映します。 ここを見ているかどうかわかりませんが、もしもカルチュラルタイフーンにおいて隣でパフォーマンスをされたと心当たりのある方、お越しいただけたら幸いです。 上映予定:《whisper - amplifier》シリーズ 日時:2016年9月19日(月祝)17:30~21:00 ※開場は17:00〜 場所:HIGURE 17-15 cas(〒116-0013東京都荒川区西日暮里3-17-15) 参加費:無料(予約不要) <スケジュール> 17:30-17:45 簡単な紹介 17:45-19:15 上映(坂本夏海)+意見交換 19:15-19:30 休憩 19:30-21:00 上映(村田紗樹)+意見交換 http://ca-mp.blogspot.jp/2016/09/screening.html ////////// わたし|あなたに、あったこと|なかったこと ////////// ゲスト:飯山由貴(アーティスト)、BARBARA DARLINg(アーティスト) アートで過去にあった何かを扱うことについて考えます。何が求められていて、何が拒まれるのかについて、ゲストのこの春夏を振り返りながら、会場の集まった方々と話し合いたいと思います。 【 飯山由貴 】 今年の夏は、戦後の博多港から帰国した方についての取材で富山-大阪-博多-釜山-全州と、ある人の足跡を辿る旅行をしました。その対になる出来事の取材の交渉が難しかったり、活動をしている人が困っていることなどを耳に挟みました。そして、また別のある人へのインタビューを再展示しましたが、やり終えてみると、やっぱりもう一段階必要だなあとも思いました。そんな事柄のなかで考えたことや、また別の場所で抱いた疑問を話せたらと思います。 ・歴史家やアーキビスト、学芸員などの資料を扱うプロではないアーティストが、 過去のある事実を扱うことで何が可能なのか(もちろん現在や未来を扱うことができることや、生きている人々と関わること、フィクションを折り込んだり、 いろいろな方法のアーティストがいるが)。 ・研究者にとって新奇性や新しい議論がない内容だったり、すでにある歴史観のひとつを作品にすること(オルタナティブでないこと)はよくないことなのか。 ・歴史的な事実やある人の体験を作品にすることは、消費しているのか。何かを奪うことなのか。もし何かを奪うのだとしても、それを引き受けつつ、非対称的な関係を対称的にする作為を考えることや、二項対立ではない関係性のなかで作ること、記録すること、同じ時間を共にすることを考えることはできないか。 ・当事者の代弁者になるのではなく、当事者に接近しようとする態度をもつこと。 ・聞き手と話し手の使用言語が異なること。 【 BARBARA DARLINg 】 東麻布のギャラリーTake Ninagawaで行われたOptional Art Activity: Who is "Mr. SUZUKI”で、僕は戦後すぐからプノンペンにあるスクール・オブ・カンボジアン・アートで教鞭を振るっていたと言われるMr. SUZUKIについて、自分なりのコンテクストを探すために、ほぼ残されていない資料をさぐりだしてリサーチをしていました。このリサーチのなかで、歴史、個人史を扱うことについての疑問や問題を抱えることになりました。 ・社会的にも、個人的にも、「歴史」や「記憶」として選ばれなかった出来事や経験を表す言葉はあるか。 ・多様な歴史観は何をもたらすのか。 ・近代思想におけるコレクションの基準になるもの。コンテンポラリーの価値付け。 ・本物、複写、伝聞、再現、編集、嘘における説得力(信憑性と切実さ)。メディアとしての強度。 ・過去や他者への敬意。 日時:2016年9月18日(日)17:30~21:00 ※開場は17:00〜 場所:HIGURE 17-15 cas(〒116-0013東京都荒川区西日暮里3-17-15) 参加費:無料(予約不要) 飯山由貴|Yuki Iiyama 2011年女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻卒業、2013年東京芸術大学大学院美術研究科油画修了。近年の主な展覧会は「歴史する!Doing History!」(福岡市美術館,2016)「アーティスト in 六区vol.1 飯山由貴/生きている百物語」(宮浦ギャラリー六区、直島, 2016)、「戦争画STUDIES」(東京都美術館, 2015)、「APMoA Project, ARCH vol.16 飯山由貴 Temporary home, final home」(愛知県美術館, 2015)、「湯気 けむり 恩賜」(JIKKA, 2013)。個人が作ったスクラップブックなどの記録物や、インタビューを手がかりに個人と社会が重層的に結びあわされるインスタレーションを発表してきた。 http://yukiiiyama.flavors.me/ バーバラ・ダーリン|BARBARA DARLINg 1981年新潟県生まれ、東京育ち。「Optional Art Activity「 Who is "Mr. SUZUKI”?」(Take Ninagawa, 東京, 2016)に参加、「作家ドラフト2016」(京都芸術センター, 京都, 2016)出展、「戦争画STUDIES」(東京都美術館, 東京, 2015)や「The shiny future exhibition 2013 The HUMANISATION」(東京都美術館, 東京, 2013)をキュレーション・出展。 http://barbaradarling.com/ http://ca-mp.blogspot.jp/2016/09/past.html
by higure17-15cas
| 2016-09-21 00:00
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