|
2016年 04月 07日
岸壁の父母 No.3 渡邉ひろ子 個展 「隣人について ー その訪問の心得」
Mom and Dad on the Cliff, Hiroko Watanabe, " On Neighbors - The Do's and Don'ts of Visits 会期:2016年4月16日(土)~ 30日(土) 会期中無休 時間:12:00~20:00 <イベント> オープニングパーティ:4月16日(土)18:00~ トークイベント: 4月16日(土)19:00~ ゲスト 倉石信乃(美術/写真評論)、金川晋吾(写真家) 4月23日(土)19:00~ ゲスト 能勢陽子(豊田市美術館学芸員) 進行:O JUN(岸壁の父母) ※23日のみ ※上記以外にもイベントを予定しています。 「他者との距離」 渡邉ひろ子は、他者について、あるいは自他の両岸を隔てる境界について、様々な場所から、様々な素材を使って、アプローチを続けている。彼女が制作し続けている「氷の文字」の映像は、そのような幾多の試みの中から生まれた作品であり、彼女の言う「いまだ見えない」大きな世界の存在、「サイクル」を見る人に感じさせるものだ。 今回は、新作の映像インスタレーションの他に、作家の実家を再構成した部屋を作り、彼女の祖母が遺した品々と彼女の作品を置く。祖母の死を通して、自身の存在の輪郭や「祝福」という感情の在り処、また、亡くなった存在との距離の取り方、関係のあり方を探って行く。はたして、最愛の、だが絶対的他者(死者、あるいは死そのもの)との距離は、測ることが出来るだろうか? 来場者は、渡邉の部屋に訪れた一人の他者として、様々な試みを作家と共有することになるだろう。 「岸壁の父母」は、この会期中、「他者との距離」をテーマに評論家や学芸員の他、若い作家達をゲストに複数のイベントを企画・開催する。また、会期後にNo.1~3の記録集を作成する。この記録集においては、展示の記録とともに、企画者の一人である岸壁の父、O JUNが、生まれつつある若き作家達に向けて発した言葉が掲載される。(カトウ) ▶︎渡邉ひろ子 HP:http://watanabehiroko.com ▶︎企画・岸壁の父母 HP:http://ganpeki-22.com/index.html ▶︎コンタクト:ganpeki-no●shirt.ocn.ne.jp(●をアットマークに変換して送信下さい)
by higure17-15cas
| 2016-04-07 16:37
| exhibition
|
ファン申請 |
||