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2015年 09月 19日
resolutional perspective
日時:9月17日(木)、18日(金)、19日(土) 11:00〜20:00 場所:HIGURE17-15cas 【 イベント】 ・ゲストトーク1 hanapusa TV「いってらっしゃい村山悟郎〜オートポイエーシス・スペシャル」 9月18日(金)19:00〜21:00 ゲスト:花房太一(アートコメンテーター) ・クロージングパーティ&ゲストトーク2 9月19日(土)19:00〜21:00 ゲスト:岩崎秀雄氏 (早稲田大学教授、metaPhorest主催) +++++ コラージュをもちいた新たな時空間表現を発表する。私がこれまで主に展開してきた織物絵画は、織物の形式に描く制作プロセスを実装するかたちで編まれてきた。時間を経るごとに織物が大きくなる-いわば足し算的な生成によって木の年輪のように作品の時空間が結実すると言えるだろう。そうした限定的な方法-スタイルから、いかに新たな空間構造を創発しうるかをこれまで主題としてきたのである。本展では、織物とは異なるコラージュ-割り算的な生成によって、これまでにない平面の時空間表現を獲得しようと試みる。前回の個展「監獄のファンタジー」にて新発明として示したデジタルフォトコラージュによる解像度遠近法(resolutional perspective)の続編を発表する。これは異なる解像度の画像を、何らかの規則性に基づいてコラージュすることで、その質的差異(粗さと細かさ)を時空間情報として生起させる造形法である。この方法をつかって、たとえば画像の”粗さ”をコラージュプロセスの時間発展のログとして内蔵した平面を制作することができるのである。また、同様の方法的制作を紙と筆において実践する新作のドローイング・コラージュも発表する。より多様で自律した時空間を切り開くために。 作家ウェブサイト:http://goromurayama.com
by higure17-15cas
| 2015-09-19 00:00
| exhibition
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