Haruka Kawaguchi

河口遥　三夜のパフォーマンス
「一人の男に三人の妻、もしくは、どうして俺のことをもう愛していないの？
　そして無関心な女」
Illustrated by ikue kawaguchi

日時：1月26日（日）18:00開演／19:30よりアフタートーク
会場：HIGURE 17-15cas（東京都荒川区西日暮里3-17-15）

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パーティーの参加者に手渡されるのは一つのコップ、そして飲みもの。
そこからパフォーマンスが始まります。
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河口遙はその場に居合わせた者たちを、ゆるやかに、暴力的に巻き込む「事故」のようなパフォーマンス作品を発表してきました。
生肉の塊と生活を共にし、その肉の一片を料理して来場者をもてなす《そんなにロマンチックな目つきをするな。》（2012年）や、展覧会会場の一角に設けたカフェスペースで客の頬へビンタを食らわす《bitch pussy》（2012年）。首もとに手をかけ合いながらの対話を参加者同士に促し、相手のためにサンドイッチをつくり、最後に全員で食卓を囲む《あなた》（2013年）などのワークショップ作品も発表しています。
およそ不可避な身体感覚―たとえば嗅覚や味覚、触覚や痛覚などーを刺激すること。河口が繰り広げる行為は、互いの距離をたしかめ、関係を結びあうための契りのようなものなのかもしれません。

新作「一人の男に三人の妻、もしくは、どうして俺のことをもう愛していないの？そして無関心な女」は三つの会場で展開され、最後の会場となるHIGURE17-15casではアーティストによるポストパフォーマンストークも開催いたします。
河口遙の作品に巻き込まれたい皆様のご来場を、心よりお待ちしております。



◆第一夜「一人の男に三人の妻」終了しました
1/11（土）18:00開場　blanClass（神奈川県横浜市南区南太田4-12-16 2F）
「新年 ベネフィット パフォーマンス パーティー」内で発表。
出演者：　河口遥、坂本悠、ヤング荘、中村達哉ソロダンス
http://blanclass.com


《一人の男に三人の妻》 blanClass、2014年
Photo by Takashi Fujikawa


◆第二夜「どうして俺のことをもう愛していないの？」終了しました
1/22（水）夜　都内某所
※参加をご希望の方はお問い合わせください。詳細をご連絡いたします。

◆第三夜「無関心な女」
1/26（日）18:00開場／19:00開演（上演時間・約30分）
HIGURE 17-15cas　（東京都荒川区西日暮里3-17-15）
※終演後アーティストによるポストパフォーマンストークあり
http://hgrnews.exblog.jp/


河口遥｜Haruka Kawaguchi
1985年千葉県生まれ、在住。2010年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
主な個展やパフォーマンスイベントに「そんなにロマンチックな目つきをするな。」（22:00画廊、東京、2012年）、「あなた」（blanClass、横浜、2013年）、グループ展に「国立奥多摩美術館～青梅ゆかりの名宝展～」（国立奥多摩美術館、東京、2012年）など。2012年よりアーティスト・ラン・スペース「22:00画廊」を東京都小平市に立ち上げ、年間５～６本の展覧会を企画運営している。
http://2200gallery.com/


《そんなにロマンチックな目つきをするな。》（2012年）


《bitch pussy》（2012年）


《あなた》（2013年）




企画：永田絢子｜お問い合わせ先：hgr.ngt◎gmail.com（◎を＠に変換してください）